理工学部

学部理念

理工学部は1967年に理学系2学科及び工学系5学科の計7学科構成で設置されました。その後、理学系2学科と工学系1学科が増設され、現在は10学科を擁する学内最大規模の学部です。学部設置の目的は、本学既存の理学部及び工学部の量的拡大を図るためではなく、「事物の本質を探究する理学とその知見を応用する工学の連携のもとに新たな教育・研究を展開し、科学と技術を創造する」ことにありました。これが本学部の変わらぬ理念であり、本学の理念「『理学の知』と『工学の知』の協働」をより一層押し進めたものです。

この理念に基づき、本学部では、幅広い教養教育に加え、理学及び工学それぞれの基礎を確実に身に付けさせることを第一課題とし、その基礎を下にした専門教育を行っています。特に、専門教育では、原理と応用を体系的に学べるようにするとともに、演習・実験・実習をできるだけ多く盛り込んでいます。また、学科の枠を超えて自由に他学科の専門教育科目を学習できる機会も提供しています。

専門教育の一つである「卒業研究」は学士課程の集大成となる最重要科目であり、全学科とも4年次の必修としています。卒業研究では有資格者全員が研究室に所属し、研究テーマに関する理論的考察、実験、プレゼンテーション及び討論等を行います。これらの体験及び卒業論文作成などにより、研究の進め方や発表の仕方を学ぶほか、指導教員や友人・大学院生との交流を通して、社会人となるための様々な基礎を身に付けさせます。こうした教育方針の下で、豊かな教養と、理学及び工学の確実な基礎力と応用力を兼ね備え、問題意識を持ち時代の要請に的確に対応できる科学者、技術者及び教育者を育成します。

学部紹介

時代を越えて物事の骨幹を理解できる
人材の育成を目指す

物や事の存在理由を探求する理学とその知見を下に人間の生活に有意義なものの創成を目指す工学の繋がりを求めて教育・研究を展開することが理工学部の基本理念です。具体的には、学生に広い教養教育を身に付けさせ、理学及び工学の基礎を確実に習得させることを第一の目的とし、それらを下にして専門教育を行います。そのためには、原理と応用を体系的に学ぶこと、それらを体得することが大切です。そこで、演習・実験の充実、学生が自らの意志で他学科の科目を学習できるようにすることなど様々な工夫をしております。また、学士課程の集大成となる「卒業研究」で、理論や実験及び卒業論文作成などの個別指導を通して研究の進め方や発表の仕方を身に付けられるようにしております。こうした教育方針の下で、理工学部は時代に迎合することなく、それを越えて物事の骨幹を理解できる科学者、技術者及び教育者の育成を目指しています。

ポリシー

理工学部におけるアドミッション・ポリシー、カリキュラム・ポリシー、ディプロマ・ポリシーはこちらをご参照ください。

学部長挨拶

理工学部
学部長
平川 保博

すぐに役立つ知識・技術に拘泥せず
10年後、20年後を見据えた研究を推進する場であり続けたい

私は、昨今の大学教育に対する風潮に強い危機感を抱いています。すぐに役立つ知識・技術の修得ばかりに目が向いている観があるからです。それでは学問も文化も衰退してしまいます。本物の技術や、新しい世界を切り拓くクリエイティブな理論は、すぐに役立つものに取り組んだ成果からは生まれません。それどころか、最初は理解すらされないことが多いものです。メンデルしかり、ダーウィン、リーマン、アインシュタインしかりです。本学部は、あえて昨今の風潮と一線を画し、10 年後、20年後を見据えた研究を推進する場であり続けたいと考えています。創造的な研究は簡単にできることではありません。地道な研究を積み重ねるうちにふっと湧き出てくるものの中から、さらには社会の風潮に対する批判的な精神の中から、創造や文化が生まれるのです。そんな腰を据えた研究に取り組む気概を持った学生を育成したいと考えています。

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